7月27日(火)

7時起床。
晴れ。


昨日はスタッフの彼女だとか、子どもたちだとかを連れて総勢10名で柏崎へ。
昼間は連日のバーベキュー。
なかなか海っぱたの強風がぴゅうぴゅう吹くため、炭に火がつかない。
やっとこさつけて、肉や野菜をじゅうじゅうと焼き始める。
お肉屋のおじさんがサービスしてくれた肉は豚バラも牛ロースもとてもおいしいので、
パクパク食べる。
家の畑で採れたというとうもろこしとかししとうとかなすとかをそのまま焼いて食べる。
しみじみとこんなにもおいしい焼き肉を食べたのは久しぶりだな、と思う。
ロケーションもそうだけど、いいお肉をそのまま焼いて食べることはやっぱりおいしいという
シンプルな流れは美しい方程式に似ている。


夜は自分たちでブルーシートを敷いて確保した特等席にて花火を観る。
数年前は、別に花火なんて見なくってもいいよ、と思っていたところに柏崎の花火を見て以来
花火の見方が確かに変わった。
花火って、人がつくったものじゃなくって、自然なんじゃないか、と思った。
そのくらい夜空に花火がなじむ瞬間がなんとなくなのだけれど、僕には見えたし、
そのときから花火がより美しいものになった気がする。


あと柏崎の花火は「間」がよかった。
花火と花火の(時間的)間隔ってとても大事だな、と思った。
長すぎてもだめ、短すぎてもだめ、であって、
音楽的な見え方、とでも言うのかな。
ひとつひとつのスターマインを構成するにも、まるでひとつひとつの音符を譜面に置いていくかのように
そして、最後に必ず見ている者を納得させる、あるいは引きつける盛り上がり(サビ)をつくるところもまた
すばらしい。