2011-01-01から1年間の記事一覧

考えてない感じを考えてつくる、ということ。

自然に近づけるってそういうことじゃないかな、と。 雑作なく、なにげなく、ずっとそこにあったかのようにつくるということはむずかしい。 まるでピックニックに行って野にある花や果実をかごに投げ入れたかのような。 農家の軒先におばちゃんが畑から持って…

ある出来事でそのすべてを判断されるのだとしたら。

たとえばランチというものには、飲食店における「お試し」のような意味合いがある。 1000円前後のランチをいただいておいしかったら夜も行ってみたい、ということを思うし、 お店側としてもそういう広告とか宣伝のような意味合いにおいてランチをリーズナブ…

おいしいの感じ方のいくつか。

ぼくがおいしいと思えるものは「おいしい」と言えるのだろうか。 うん、言えると思う。 すくなくともそれはおいしくないはずだって誰かに言われたところでぼくの舌が意見を変えるはずはない。 だって、ぼくはいまここで、経験として感じていることだから。 …

もやもやのはなし。

有史以来の未曾有のスケールの地震が起きた。 朝、結婚式に行くためにセットをされるお客様がおられた。 どういう雰囲気の結婚式となるのだろう。 遠方の悲惨な光景と目の前の幸せなふたりの姿。 引き裂かれる想いを想像するだけで、いたたまれない気持ちに…

読めないなまえはよくない。

読めないなまえはよくない。 実体験をもとに言っているのですよ、僕は。 僕の名前は「辰幸」と書いて、「ヨシユキ」と読ませる。 うん、まさにむりやりに、読ませるのです。 だって、読めっこない。だって「辰」は「タツ」でしょう。 だからみんな何のうたが…

僕の鞄がぱんぱんなわけ。

本を同時並行的に読む、いわゆる併読というものをするわけですが、 今、その冊数が増えすぎて鞄のチャックが閉まらない、とくる。 なにせ、鞄というものはいかなる美しいデザインであろうとも、ぱんぱんでありながら、 その美しさを保つ、ということはかなり…

雪かきじいさんのはなし

おかげさまで、雪かきは落ち着いた。 また今月下旬に、つよい寒波が来るらしいが、それはそれ。 あらたな気分で、気持ちよくやろうではないの。 雪かきについてのお話を書きました。 推敲不足が目に余りますが、どうかお許しを。 「雪かきじいさんのはなし」…

ビックマウスの効用

思想哲学・原理原則を学んだ若者はみんな決まって謙虚。 まるで謙虚に振る舞うことが正解であるかのように。 それは守備的姿勢でしかないのではないの?? でも亀田興毅のようなビックマウスの人がいないのが残念。 ということを先日の「情熱大陸」の道尾秀…

寒中見舞いにかえて。

年始のご挨拶ができる時期を遙かに過ぎて、もはや寒中見舞いの時期に突入し、 このまま立春を過ぎるとそのような挨拶すらできなくなるとしたら、僕はどんな顔をして、 今年初めてこの場で何か伝えられるだろうか、と思うとなかなか書き始めることができなか…