おへそvol.2前日にて

ついにイベント、の前日。
天候は晴れ。
夕方からぐずつく、との予報。


イベント当日の予報は、雨で気温はかなり下がる。
その翌日の予報を見ると雪だるまも初めて姿を現した。
最低気温1℃とある。
困ったものだ。


ほぼ準備は整った。
そのことについて、まず急なお声掛けにもご快諾いただき、
明日お集まりいただけるみなさまに感謝申し上げたい。


それから木曜日に適切なフロア構成を作り上げるべく集まってくれた
かねはらくんとみやじくんとボブくんにも感謝したい。
彼らは今日の夜9時を回った頃から、再度明日のスムーズな運営のための
フロア作りに来てもらえることになっている。
もちろん当日もお手伝いいただける。
ここに日給なるギャランティーが発生しているわけでは決してない。
もちろん「あなたはなぜ来てくれるんですか?」という愚問を投げかけもしない。
それぞれにもしかしたらそれなりのものがあるもかもしれないし、それほどにないのかもしれないけれど
それとは関係なしにそれを僕なりに考えてあげたいと思っている。
この対価と思うかたちですぐに渡せるものであるべきなのか、もっと長いスパンでできることなのか、も含めて。
まだ適切な答えと言えるものは見つかってはいないのだけれど。


お店のスタッフにしてもお休み返上で手伝ってもらえる。
翌日がコンテストであるからできれば練習したいのではないかと思う。
前々日までにやるべきことをやっておいてくださいね、前日はほとんど練習できないんですからね、
と言われて前々日までに仕上げられる人は相当の計画性をもつえらい人に違いない。
少なくとも高校時代の僕のテスト勉強は前日の深夜から始まるくらいだったのだから。
言行一致は容易なことではない。
彼女らには、美容の奥深くを探求する気持ちと美容という狭い世界しかわからないのかもしれないという危機感
の両方を持ち合わせてもらいたいものだ。(僕はいつも欲張りな注文をしてしまうからだめなのだが)
後者の気持ちをやわらげるためのひとつの手段としてこの「おへそのココチ」に関わっていくことを
切に期待したい。


とはいうものの、ある時は近視眼的に、ある時は俯瞰的にみるなんてなかなかできやしない。
それはある時は虫の視点で、ある時は鳥の視点で、なんてことが可能か、ということを
考えてみるとよりわかりやすいかもしれない。
でも人間という虫のように小さくかがむこともできず、鳥のように大空に舞い上がることもできないという制約
があるからこそ、その両方にほど近いことが可能かもしれない、ということはありはしないか。
両方できないからこそ両方できるかもしれない。
なにはともあれコンテストでも出せるものは出し切って空っぽになって帰ってきてほしい。


それからノアノアのマスターにも感謝したい。
イベントの主催はビジネス的な費用対効果もけっしていいとはいえないし、何より大変であるから、
なかなか第2回目をやることに対して重い腰を上げられずにいた。
そこをポンっと、だったか、バンっとだったか忘れてしまったが、肩を押してくれたおかげで
年内開催ということが現実のものとなった。
まだ開催するまえであれなのだけれど、金銭と出会いの交換レートが高水準で推移している今では
かなりうれしい出会いがそこにはあり、そういう意味において費用対効果の高いイベントであったと
今から断言できるものとなった。
これは明日の集客数や売上の多寡がどうなろうとも、変わらないものとして報告しておきたい。


イベントが終わった後にももちろんありがとう、を伝えるとは思うのだけれど、
やる前からわかっていることについてこの時点でお伝えしておきたい。


おそらくここで伝えられていない方々もたくさんおられることと思うが、その点はお許し頂きつつ
感謝申し上げたい。


「みなさんのおかげで、なんとかかんとかイベントを開催することができました。
 ありがとうございます。」