住みたい街、になるために

夢あるまち創造委員会にオブザーバーとして参加したことをきっかけにして、
ひとりよがりな県央のビジョンを空想してみる。


核となるものは以下の2つということで。
○商工業と農業の連携
○自然のなかで市民のふれあい


まず、冒頭に「ひとりよがり」という言葉を使ったのは、みんなの理想が集約されるところには
もはやオリジナリティはなく、その行き着くところは役所の考えた最大公約数的なまちづくり案
になることは必至であるので、あえて突拍子もないものを「空想」することでその網をかいくぐろう、
というわけだ。


以下にその「空想」を飛び越えて「妄想」の手前まであと一歩のプランをご紹介しよう。


○ハウスウェアミュージアム 
・家庭にまつわる日用品の変遷(時間的変遷)と世界における日用品の特色(空間的差異)
・「日用の美」を展示 ドイツ的機能美とイタリア的デザイン そのあわいを行く日本的美意識としてのデザイン 
燕三条ブランドのハウスウェア開発、販売 ハウスウェアデザインコンペティションの開催 長岡造形大学との連携 
有機(無農薬)野菜の栽培、
・学校の課外授業としての体験の場を提供 
・新大農学部との連携 
・都市部の農業従事希望者の受け入れ 
・シルバー世代の協力
地産地消レストランの併設
燕三条ブランドのカトラリーや皿で提供 
・健康意識の高まり 予防医学的生活のすすめ 食育のすすめ 燕三条市民の健康を維持するための機能 






新潟市長岡市の中間で埋没するから合併、ではなくって、
その両方とうまく連携をはかり、中間地点であるこの地に両方の人が足を運んでくれるとしたら
こんないい場所はないじゃないか、と考えることにしよう。
県内の人が往来し、新潟で行くべきところと言えば、のなかのひとつに入れる街に暮らしたいじゃないか。
燕三条駅や三条燕インターが通過するためのものではなくって、降りるにたる土地でありたいじゃないか。


こういうバカな理想論者も100人に1人くらいいても許される燕三条であってほしい、
という「理想」を最後に付け加えてとりあえずペンを置こう。


まずはもっと勉強しなくては。


地ブランド 日本を救う地域ブランド論

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