『Re:S』【りす】vol1~9 の販売を始めました。

ほんの空想のおはなしなのですが。
それもとある喫茶店のおはなし。


お店に入ると、全国47都道府県のおすすめタウン誌がおおきな日本地図のかたちをした
ラックにきれいに陳列されている。
そこには月刊のものもあれば、隔月のもの、季刊のもの、不定期のもの、といろいろ。
フリーペーパーもあれば、300円のもの、500円のもの、といろいろ。
それらは、その地域のモノやコトのカタログではなくって、ヒトやオモイの詰まったものである、という
視点で集められた手触りが感じられるものばかり。
その日の気分に合わせて、今日はぽかぽかした日曜日だから、
高知の『とさのかぜ』http://www.pref.kochi.jp/~bunkakokusai/bunka/tosanokaze/index.html
しようかな、と手にとってパラパラする。

そしてその喫茶店は2週間ごとにとある都道府県の名産にちなんだもの、あるいは、郷土料理をメインのメニューとして
用意している。


今日はのメニューは、香川県讃岐うどんに近所のおばあちゃんがつくった地場の薬味を添えて、とある。
飲み物は加賀棒茶http://www.kagaboucha.co.jp/の、あえてあたたかいものを選ぶことにする。
そんな風にして、空想のなかで全国を旅する。
移動時間ゼロ、費用実費のみ。
置いてあるパソコンには全取り扱い商品や製品のHPがブックマークされている。
そして実際にある土地に赴こう、としてときに、地元の人が愛してやまないお店や名所がすぐに表示される。
お店の片隅には置いてある雑誌や各地の銘品が売られている。


いまさっき、そんなお店があるといいなぁ、と思いながら、誰も行かないか、と思いつつ、
でもやっぱり諦めきれない自分がここにいる。
空想なんかじゃなく、実際に、目に見える形で、体験できる形で。


そこはこんな名前だとすてきだ。
KUUSOU TRIP COFFEE(空想旅行珈琲:クーソートリップコーヒー)


んん〜。
もっとこざっぱりしたほうがいいかもしれない。


そのとっかかりに、というわけではないのだけれど、
お店(美容室)で『Re:S』【りす】という雑誌を売ろうと思って編集長の藤本さんに問い合わせた。
そしてこんなご返答をいただいた。

このたびはメールありがとうございます。
Re:Sの藤本です。

今朝まで取材に出ておりまして
お返事遅くなりまして
申し訳ございません。

嬉しいメールを本当にありがとうございます。
今回の号が田中さんに心に
大きく響いてくれて本当に良かったです。


しかも、ちょうどメールをいただいていた3日に
燕市の方にいたということに吃驚します。
(今回東北取材で、新潟にも立ち寄ったのです)
何か運命的なものを感じますね。

この度は本当にありがとうございます。
こうやって手を上げていただいたことに感謝します。
何とぞご検討よろしくお願いいたします。


ふじもとさとし

こんなふうにして、『Re:S』【りす】の創刊号から9号まですべて揃った。
バックナンバー取扱店はニイガタではジュンク堂書店だけ、だから、その次に名を連ねることができる。
すごい、すごい!!(実際に書かれることはないと思うけど)
自分のほんとうにいいと思うのものをこころからいいですよ、と言って売る、という誠実さを大切にしたい。
売れるかどうかはやってみないとわからないけど。
これまたひとりよがりな行動。
それがいつも問題。
またまた困った。
Re:S vol.1
Re:S Vol.2
Re:S VOL.3
Re:S VOL.4
Re:S Vol.5
Re:S Vol.6
Re:S Vol.7 すなおに売る。
Re:S vol.8 のこしていきたい
Re:S vol.9 一緒にやる