祝日の休日の充実

ソファで眠り、跳び起きるとすぐさま犬を洗った。
その後、かるく食事をとり、「にいがた空艸舎」に行くべく、北方文化博物館別館へ。

大勢の来場者もさることながら、大勢の協力者があってのこと。
トークショーで出たキーワード、「おせっかい」
このイベントもしかり。
だから自分にどんなおせっかいができるか、をみなが考えることが大切。
つきつめると、交換から贈与へ、というこれまたむつかしい話に至りそうであるが、
経済活動からこぼれ落ちるものにも拾うべき要素が確かに存在することを知らされる。


ニイガタの観光がテーマ。
県外からの来訪者をどこに案内するか、そして泊まってもらうか。
これまた難題ではあるが、そこには個人的なおすすめの集積があった。
おそらくは、誰がどんなふうにいいと言っているのか、ということでおおよそ行くべきかどうかはわかる。
それは本のおすすめにおける書評に近いものであると思う。


その流れでひさしぶりの古町に繰り出す。
ずっと行きたかった本間印鋪の脇の道を進むとある七尾屋さんへ。
本間印鋪オフィシャルブログ|創業1900年の老舗はんこ屋四代目修行日記
週末にしか開かないので、ずっと行けなかった場所。
とてもよい空間に、とてもよい感じの店主さん。
入ったらすぐにお茶が差し出された。
いい意味で、上質という言葉は似つかわしくないが、おもてなしの質がとても高いことは間違いない。
ハンコをいくつか買ってそこを後にする。


続けて、上古町をウロウロとしながら十分すぎるほどに堪能。
とりあえずタレントが抱負。
近所の人が行き交い、きもちよい挨拶が交わされて、みてるほうも気持ちいい。
「町」というものの魅力の一端を垣間見た気がした。



最後に無印良品にて円高還元セールの恩恵にギリギリのところで授かることにした。
靴下を5足、Tシャツを2枚、来年のスケジュール帳(マンスリーのみのあっさりした)とまっしろな1980円のスニーカーを買う。


んなことしてたら、腰がズキズキしてきて困っているのだけれど、お家で散歩を待ってるやつらがいるから
ばたんと寝るわけにはいかない。ま、夜の11時から散歩される犬たちにはとても申し訳ないのだけれど、
「行かんよりましやろ」と言うしかない。