2007-01-01から1年間の記事一覧

秋の猛暑日 in Kyoto

京都に行く。 9月も後半に入ろうというのに「猛暑日」。 さらに雨がぱらぱら降るような、むんむんした空気で不快指数満点のなかをてくてく歩き続ける。 岡崎にある京都市美術館に向かって歩いていたのだけれど、寸前のところで通り雨に降られてしまって 目の…

じぶんが欲しいと思えるものを届けること、について

まだ夏の日差しが少し残る、秋晴れの日、 お客様に誕生日を祝う花束を届けた。 僕の母がずっと継続してきたことを粛々と続けている。 かつてのようにスタッフだって多くないし、 売上だって決して多くないのだけれど、 そういうことすらやめてしまったら、 …

ひとり、雨の中、野球を観る。

東京のセミナーに出る。 会場は地下鉄銀座線「外苑前」駅から歩いて3分くらいのところ。 とことこ歩く。 となりに巨大な建物があり、何かと思えば神宮球場で、昼間は大学野球をやっているようだった。 ナイターは巨人対ヤクルト戦があると、大きな看板に書い…

話が合うことの愉悦について

金曜の夜、ノアノアのマスターからクレオの西さんが来ているからもしよかったらと思って、 という連絡をいただき、いそいそと足を運ぶ。 昨晩そうとう飲まれてすこし疲れ気味ではあったようで、かなりかるめの胃腸にやさしい アレンジカクテルをそれに近い症…

正しいことが正しくないわけ

季刊の総合誌「SIGHT」を読む。 パラパラ、パラ。 「有権者動く! この流れを止めるな!」と題し先の参院選を特集していて 内田樹がインタビューのなかで冒頭からこんなコメントをしている。 安部さんが言っていることの政策的コンテンツというのはそれなり…

暑いお休みは涼しい映画館で。

月曜はお休みだったので、めずらしく朝7時に起きて、録画しておいた「朝まで生テレビ」をチェックする。 それにしても、HDレコーダーとはなんて便利なんだろう。 あまりのヒマさに面白くないテレビをダラダラとみることは決して少なくないけれど、 とりあ…

9時から2時までのクレオ(途中抜けあり)

午後9時。 フローリストルミノさんに花束を取りにいく。 顔色がよくないことを指摘され、健康に気をつけることを心に誓うも、 これから飲みに行くのだから、明日から、ということにしておく。 ここでだけ、禁煙決断者の口上を拝借する。 午後9時半まえ。 カ…

日曜日の幸福感

ロボコン当日の朝、がらんとした広い室内に、整然と競技用コースが並ぶ。 そこは、数時間後の盛り上がりなど想像できないほどに、ただただ空間として存在していた。 時間になると子供たちがどんどん会場に集まり、その空間がひとつの生命体であるかのように…

マンゴプリンもつくってみた。

先日イチゴシロップをつくってみた。 とてもイチゴらしい、ひかえめな香りと上品な甘さで、わるくない味となっていて、 それは冷蔵庫に大きなスペースを取りながら、妙な存在感で鎮座している。 次は、もうひとつのメニューである、マンゴーかき氷、について…

還流し、共有されるもの。

お店のリニューアルをして早14ヶ月が経とうとしているのに、また見学に来られる。 入場料をいただけるわけではないけれども、ありがたい話である。 もちろんだいたいはこれからお店をリニューアルされるか新しく出されるか、 いずれかではあるのだろうけれど…

イチゴシロップをつくってみた。

ひょんなことから今週の日曜日のイベントでカフェ、をやることになり、 そのメニューとしてかき氷をやりたいな、ということになって、 それも、ちゃんとした果実から作ったシロップを山盛りになった氷の上から、 まるで富士山の雪を降らすようにかけてあげて…

恵みの雨、になりにけり

連日の観測史上最高気温を記録しつづけた日々が一段落したようで、お昼頃からパラパラと雨が降り出し、 それは次第に強くなって、最後にはどしゃぶりになった。 すると、言葉ではなかなか言い表せないような夏独特のにおいがしてきて、湿った夏草のイメージ…

母校の快進撃に一喜一憂す。

我が母校、新潟明訓の意外な快進撃をうれしく思う。 募金を求められてもしてこなかった僕がそんな感情を持つことをどうかお許しいただきたい。 ずっと投票をしてこなかった丸川珠代さんが「自分は投票してこなかったけど、私には投票して」ということを 直接…

早起きは何文の徳?

午前2時起床。 12時半頃に床についたから、気分的にはうたた寝くらいにしかなっていない。 2時半に真っ暗な中を出発し、旧下田村(現三条市)のヒメサユリゴルフクラブに車を走らせる。 http://www.himesayuri.co.jp/ 途中コンビニに立ち寄り、サンドウィッ…

花を供える、ということ

お盆、といわれる時期に入る。 かつてのようにお盆だから美容室に行かなくっちゃ、という意識はほとんどないのかもしれない。 だから、のんびりでは決してないのだけれど、ある程度ゆったりした時間が流れ続けている。 遠方から帰郷されたお客様が足を運んで…

横綱の品格低下と『女性の品格』の100万部突破

毎日毎日暑い。 暑いときにかぎって、朝青龍の顔を何回も何回も見ることになってなお暑い。 それも最近の顔じゃなくって、ちょっとまえの、それもちょっと生意気そうな顔したやつだから たまったもんじゃない。 そんなこと思いながらテレビを見ていてふと思…

第一印象は一回しか持ちえないから

正午12:00より新潟市万代にある美容室オアズhttp://www.ores-web.com にて3ヶ月ぶりにカット。 塚田さんというオーナースタイリストの方に今回もやってもらう。 「どうしますか?」の問いかけに「おまかせで」と答える。 「今回は夏、なので、夏っぽく、テー…

本を読む、ということに宿るうつくしさ、について

猛暑美(@ATOK)と出てしまうほどにまだ浸透していない猛暑日が連続した翌日は 台風が日本海沖を通り過ぎたこともあってか、雨のち曇りときどき晴れ、みたいなおかしな空模様となった。 フェーン現象で上がりに上がった気温はだいぶ下がったみたいだけど、そ…

プレイバック in カフェクレオ

深夜1時過ぎ。 カフェクレオにて西さんと昭和歌謡に伏流する「エロス」について話す。 店内には、中森明菜の「TATOO」や沢田健二の「カサブランカダンディ」や山口百恵の「絶体絶命」がかかり、 かっこよくもあり、なつかしくもあるメロディが心地よいムード…

「夏」と辞書をひくと、「こんな日」と書いてあるような日に

朝から透明な光が直線的に目の前を行ったり来たりしている。 もちろんそんな光の筋がみえるわけではないけれど、そのおかげで僕らは 澄み切った青空を見ることができる。 ゆるやかな風に草木がゆらめき、気持ちよさそうにからだを動かしている。 やっとパラ…

特にすることのない、のんびりした休日。

選挙速報が終わり、でもまだ義家先生も丸山弁護士も当確が打たれていない午前2時頃 ソファで眠ってしまった。 気づかないうちにベッドに移っていたようで、朝10時過ぎに起床。 だらだら過ごす。 午後2時頃から新潟市に向かって車を走らせる。 およそ1時間近…

夜明け前、のいちばん暗いときに。

震源地 自民党本部 震度5強 安部首相続投宣言につき、余震に注意。 当面、国会議事堂直下のプレートは膠着状態のため、大きな揺れはない模様だが、 解散総選挙の際は、同規模の震度が感じられる可能性あり。 自民党執行部のうなだれかたは、猛暑の体育館に避…

たのしいよる、になるとよいね。

選挙の日のせいか、お店にはよりゆったりとした空気が流れている。 薄曇り、たまに小雨、という絶好の選挙日和、とはなんとも悲しい言い回しだけれど、 投票することは、晴れて行楽日和になること、にはかなわないのだから仕方ない。 とはいうものの、不在者…

豊かさの基準をどこにおくか、ということ

まだ梅雨が明けない。 外にパラソル&テーブルセットを出して、もうこっちから夏になった、という既成事実をつくってしまおう と思っていたのだけれど、やはり降るときは降るわけで、パラソルなんだから、雨が降ったって構わないか、と言われれば、 まぁそう…

住みたい街、になるために

夢あるまち創造委員会にオブザーバーとして参加したことをきっかけにして、 ひとりよがりな県央のビジョンを空想してみる。 核となるものは以下の2つということで。 ○商工業と農業の連携 ○自然のなかで市民のふれあい まず、冒頭に「ひとりよがり」という言…

弥彦灯籠祭りの夜 

今年の夏はまだまだ涼しい。 そこに梅雨の明けきらぬ空から大量の冷たい雨粒が降り続ける。 それでもお祭りは決行のようで、雨宿りする場もなく、びっしょりと濡れて重くなったはっぴを身にまといながら 御神輿渡御が始まるのを待ち続ける。 ビールを2本空け…

休日の午前、手際のよい撮影のさなかに

月曜10:00より『住まいnet新潟』の取材。 お店のなかをカメラマンさんがシャカシャカ撮りまくる。 営業の方が配置を直したり、アシスタントみたいな役割をしながら進めているようだけれど、 お店の日常的な風景ではないような配置でもいいのかなぁ、とも思い…

わからないことは不快なことなの?

日曜日のたのしみ、と言えばなにか? かつて、はずかしながら僕は、朝刊の書評欄に目を通すこと、であった。 だから、ろくに新聞を読みなどしないのに、地方紙のほかに朝日をとることにしていたのだ。 でも最近、高橋源一郎の書評も少なくなったし、山形浩生…

わかった気になることがにぶらせる感覚、について

ひどく蒸し暑い土曜日 夏期実習生がお店にやってきた。 彼女は現秋葉区で馴染み深い地名で言うといわゆる新津ってとこから電車を乗り継いで来るらしい。 早起きして、1時間以上の時間をかけてね。 これから彼女とどれくらいの付き合いになるかわからないけど…

たまには経営者らしいことをかんがえてみよう

なんとなく『美容と経営』なる本をパラパラパラ・・・。 最近の出来事と少々オーバーラップする記述を発見。 それは、辞めたいという人をすぐに辞めてもらうか、数ヶ月いてもらうか、ということについて、のことだ。 久保華図八の美容室経営者の心得帖という…